シュナイダーエレクトリックは、次世代型「Smart-UPS」シリーズの3000VAラックマウントUPS「APC Smart-UPS 3000 RM 2U LCD 100V」を2月12日から発売すると発表した。価格は44万6,880円。出力電力容量は2700W/3000VA。
電源および充電状態が良い時に、AVRコンポーネントをバイパスして熱量を低減し、効率97%以上を実現するグリーンモードを搭載。グリーンモードによるUPSの効率的な運用で、電力コストとCO2排出量を削減できるだけでなく、従来製品では2.5年だったバッテリ寿命を4.5年に延ばす効果もあるという。
また、LED表示のみだったインタフェースにLCDを採用(LCD+LED)することで、従来製品ではソフトウェアを介さなければ確認することのできなかった、パワーメーターや障害情報などをカタカナで表示することを可能にした。
出力コンセントは、切り替えなしのメインコンセントを含め、複数のコンセントグループに分かれ、メインコンセント以外のコンセントは、グループごとに個別に、オフ/オン、シャットダウン、リブート(シャットダウンとリスタート)のコントロールが可能。
さらに、指定したシーケンスに従って各グループをオフ/オンすることができるため、時間差で電源オフ/オンしたい場合など、管理ソフトウェアを使わずにUPS単体で簡単なコントロールが可能。