LibreOffice is the power-packed free, libre and open source personal productivity suite. |
The Document Foundationは7日(ドイツ時間)、LibreOfficeの最新リリースとなる「LibreOffice 4.0」を公開した。LibreOfficeはOSSのオフィススイートで、ライセンスにはGNU LGPLv3を採用している。LibreOffice 4.0は、OpenOffice.Orgの派生から初のメジャーアップデートバージョンとなる。
LiboreOffice 4.0では、コアシステムにCMIS 標準をサポートすることでAlfresco、Nuxeo、Microsoft SharePointといったCMSやDMS上のドキュメントへのアクセスが可能となっている。また、Microsoftとの相互運用性を向上させるため、インポートフィルタに対してMicrosoft DOCX/RTFやMicrosoft Publisher、Visio 2013など様々なフォーマット対応を実施している。
UI周りでは、Ubuntuで採用されているUnityとの統合強化やFirefoxのテーマ機能であるPersonasのサポートによるUIのカスタマイズ化などが行えるようになった。
AndroidからImpressの操作可能となる機能が追加されており、Google Playにある「LibreOffice impress remote」アプリを取得し、LibreOffice側で設定を行うことでプレゼンテーションをAndroidからコントロールできるようになる。ただし、この機能は現在いくつかのLinuxディストリビューションのみのサポートとなっており、The Document Foundationでは今後他のプラットフォームにも対応させていきたいとしている。
LibreOffice 4.0にはその他にも数多くの新機能や修正が行われている。詳細についてはこちらが参考になる。