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Necraftが2013年2月におけるWebサーバシェアに関する調査結果、「February 2013 Web Server Survey」を公開した。同調査では約6億3000万のサイトからレスポンスを得ているとという。12月の調査から減少を続けていたサイト数だったが、今月は増加に転じている。
2月の市場シェア調査ではApacheとMicrosoft IISが下落し、NginxとGoogleが上昇している。Apacheが約320万サイト、MS IISが約200万サイトの減少を見せており、Nginxが約140万サイト、Googleが約15万サイトほど増加している。Apacheは10ヵ月連続の下落と減少傾向が続いており、ついにシェアが55%を割り込んでいる。
ここ数ヶ月堅調なのがNginx。Nginxはロシアで開発された後発のHTTPサーバで、軽量で高速に動作するという特徴を持っている。Nginxはロシア発ということもあり、ロシアを含む東欧などで人気がある。また、NetCraftの調査によると中国でNginxベースのHTTPサーバ「Tengine」が増加しているという。
Tengineは中国の大手Webサイト淘宝網(タオバオワン)によって開発されており、Nginxのソースコードがもととなっている。NetCraftによると中国では淘宝網を含む約400万のサイトでTengineが使用されているという。