東芝は、バーコードリーダ用小型CCDリニアイメージセンサ「TCD1256GAG」を発表した。2013年9月より量産を開始する。

同製品は、小型パッケージを採用することにより、チップサイズレベルの外形面積を15.044mm×1.014mmと、従来製品の約1/7まで小型化した。これにより、システムを小型化ができ、アプリケーションの可能性が広がるとしている。

また、従来品「TCD1254GFG」にも搭載していた電子シャッタ機能を搭載することにより、外乱光の影響を受けず安定した信号を確保できる。さらに、サンプルホールド回路を内蔵することで、出力信号の後段設計が容易となるだけでなく、基板を小型化できる。

画素サイズは5.25×64μm、画素数は2500画素、電源電圧は3.0V単一(最小電圧)、データレートは2MHz。

東芝のバーコードリーダ用小型CCDニアイメージセンサ「TCD1256GAG」