アイネットは、Citrix HDX専用ゼロクライアント「NComputing N Series」の販売を開始すると同時に、VAiOSプライベートクラウドサービス上で展開するDaaS「VIDAAS」と本製品によるHosted Virtual Desktopサービスの提供を2月28日より開始すると発表した。
この製品は、Citrix HDX機能を発揮可能な「SoC(System on Chip)」に対応した独自開発の専用プロセッサ「Numo 3」を搭載したゼロクライアント端末で、消費電力は5W未満と低く、企業におけるグリーンITへの取り組みも推進する。
発売される製品は「NComputing N400」と「NComputing N500」の2機種で、NComputing N400は、一般的な機能を備えた端末でありHD780pまでのHDXセッションに対応。NComputing N500は、HD1080pまでのHDXセッションに対応する。価格は、N400が19,800円、N500が26,000円(いずれも税別、別途端末サービス費用が必要)。
展開するDaaSは、VIDAAS(Citrix XenDesktop、Citrix XenApp)、VIDAAS Lite(Citrix VDI-in-a-Box)、VIDAAS324(XenDesktop for PC Server)。
VIDAASサービス価格は、VIDAAS(XenDesktop)が、月額6,500円/ユーザー、VIDAAS(XenApp)が月額7,000円/ユーザー、VIDAAS Lite(VDI-in-a-Box)が月額3,000円/ユーザー、VIDAAS 324(XenDesktop)が月額5,200円/ユーザー(別途、初期費用が必要)。