伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は2月6日、ビッグデータ活用を支援するサービスを「CTC BD - Navi(ビッグデータ・ナビゲーション・サービス)」として体系化し、今回開始する2つのサービスを含め全部で8つのサービスを提供すると発表した。
提供を開始する2つのサービスは、自社データの活用状況を把握したい、データ活用におけるロードマップを作成したいという顧客向けの「Analysis Quick Scan(情報活用アセスメントサービス)」、また、特定の業務目的のためにデータ分析の効果検証を行ないたい顧客向けの「ビッグデータトライアル分析サービス」。
「Analysis Quick Scan(情報活用アセスメントサービス)」は、データを活用した意思決定・業務遂行を行う上で、自社の現状を把握したい、課題を業務及びシステム、双方の視点から確認したいといったニーズに応えるアセスメントサービスで、自社内の情報にはどのようなものがあるのか、実際に有効活用されているのかをアセスメントする。
データ活用のあるべき姿や他社事例をもとに、データ分析・活用状況の可視化・課題抽出を行い、約4週間で顧客のデータ活用状況を可視化し、アセスメント結果報告書を作成する。提供価格は100万円(税別)から。
「ビッグデータトライアル分析サービス」は、プロモーション効果の最大化や人員リソースの最適化といった具体的なテーマに基づき、データ分析の仮説検証を行ないたい顧客向けのサービスで、顧客から預かるデータを用いた分析から、効果測定までを行い、データ分析の結果が顧客業務の施策に対してどの程度効果があるかを検証することができる。
トライアルのため最短6週間という短期間で効果測定を行うことができ、結果をレポートとして報告する。CTCと協業実績があり、データ分析に強みを持つアイズファクトリー、データフォーシーズ、マイボイスコムの支援を得て、以下の4つのメニューを提供する。提供価格は300万円(税別)から。