GMOクラウドは2月5日、同社がこれまで提供してきた「IQcloud Virtual Private」のサービス内容を一新し、プライベートクラウドサービス「IQcloud Private」として、新たに提供を開始した。

IQcloud Privateは、仮想化基盤として定評のある「VMware vSphere」を採用したプライベートクラウドサービス。「バリュー」「スタンダード」「カスタム」の3シリーズが用意されている。

バリューは、仮想化技術によりCPUやメモリなどのサーバーリソースを必要な分だけ提供するコスト重視のシリーズ。最小構成は1vCPU / メモリ1GB / ストレージ30GBという内容で、月額7480円で利用できる。

スタンダードはコストとスペックのバランスを重視したシリーズ。利用者専用の物理サーバーにおいて仮想化環境を提供する。

カスタムは、利用者の要望に応じた独自のシステム設計・構築に対応するパフォーマンス重視のシリーズとなっている。

シリーズは利用規模に応じて変更でき、最小構成でスタートしたあと、専用の物理サーバーを使える上位シリーズへ移行するといった運用も可能。

シリーズ移行のイメージ

プライベートクラウドの導入から運用・管理までを代行する「マネージドサービス」もオプションとして利用可能。マネージドサービスには、サーバーの監視や各種設定を代行する「ベーシック」に加え、同社のエンジニアが個別にサポートを行う「プレミアム」の2プランがある。

IQcloud Privateの利用料金