Gradlewareは28日(米国時間)、Gradleの最新版となる「Gradle 1.4」をリリースした。Gradleは、OSSのエンタープライズ向け自動化ツール。SpringSourceのGroovy DSL(ドメイン固有言語)を利用しており、ビルド、テスト、パブリッシング、デプロイ、ドキュメント生成など様々な処理を自動化できる機能を提供している。
GradleはAntのようなパワフルで柔軟な依存関係の管理と、Mavenのような効果的なビルド規則の特徴を併せ持つツール。Gradle 1.4では主に各種機能の改善が実施されている。主な変更点は次のとおり。
- 依存関係やテスト実行などに影響を与えるパフォーマンスを改善
- Scala及びGroovyサポートを改善
- 依存関係の解決レポートを改善
- 依存関係の解決にあったバグを修正
- "java-library-distribution"プラグインを追加
- TestNGレポートを改良
Gradle 1.4のバイナリ及びソースコードはGradlewareのWebサイトより取得できる。ソースコードはApache License 2.0のもとGitHubにて管理されている。