『Paragon DriveBackup 12 Server』

パラゴン ソフトウェアは2月4日、Windows Server 2012に対応したバックアップツールの最新版「Paragon Drive Backup 12 Server」(DB12Server)の発売を、同日より開始すると発表した。

「DB12Server」は、稼働中のWindows Serverを止めることなく、ハードディスク全体のバックアップイメージを作成することができる「オンラインバックアップ」をはじめ、CD起動による「コールドバックアップ」、セクタレベルの「RAWバックアップ」や「差分バックアップ」、バックアップの世代管理「サイクルバックアップ」に対応。操作はウィザード沿って進むだけで使用できるほか、「スマートリストア」機能により、構成の異なる物理/仮想環境への復元も可能となっている。

バックアップウィザード

また、新バージョンでは、「Windows Server 2012」やuEFIへ正式対応したほか、記憶域スペース(Storage Space)への対応、「Windows PE 4.0」に対応した「BMB(BootMedia Builder)」を使用して、ユーザー自身でカスタマイズした起動メディア(CD/USBメモリ)を作成する機能、パーティションのアライメント問題を解消する「Paragon Alignment Tool」の最新版4.0の収録などの機能強化が行われた。

オプションとして、99台までのマシン環境を、VMwareやHyper-Vなど各種仮想環境で使用できる形式に変換可能な「バーチャルライセンス」が用意されている。

価格は、シングルライセンス版のDB12Serverが8万1,900円(アカデミック価格は5万2,500円)、オプションのバーチャルライセンスが11万5,500円。

対応OSは、Windows Server 2003 (SP2) Standard/Enterprise、Windows Server 2003 R2 (SP2) Standard/Enterprise、Windows Server 2008 (SP2) Standard / Enterprise Windows Server 2008 R2 (SP1) Standard / Enterprise、Windows Server 2012 Standard / Essential / Foundation / Datacenter。