日立公共システムエンジニアリング(以下、日立GP)は2月1日、印刷文書の不正コピー・持ち出しを抑止するセキュリティソフトウェア「紙の番人」において、利用者情報を強制的に印字できる新たな機能を追加した。
「紙の番人」は、印刷文書に透かし・地紋を埋め込むことで、不正コピーや持ち出しによる情報漏えいを抑止するセキュリティソフトウェア。
同サービスは、Maicrosoft Word、Excel、一太郎など、一般的に利用されているアプリケーションで作成したすべての文書に、透かし・地紋を埋め込める。また、特殊なプリンタや用紙は不要で、手持ちのプリンタ、コピー用紙(PPC用紙)で使用できるため、コストを抑えられる。
新機能の「利用者情報の強制印字」では、印刷文書の任意の箇所に、パソコンのログインIDなどの利用者情報を強制的に印字させることができるようになり、印刷者は文書を不正に持ち出すことへの心理的抵抗が高まり、情報漏えいのリスクが低減される。