東京都建設局は、小田急電鉄と進めている小田急電鉄小田原線の代々木上原駅と梅ヶ丘駅間における連続立体交差事業について、上下線を同時に地下に切り換える工事を3月22日(金)の終電後から23日(土)の初電にかけて行うと発表した。天候などで切換工事が実施できない場合は、3月23日(土)から24日(日)に実施する。
代々木上原駅と梅ヶ丘駅間の連続立体交差事業は、2003年度から2018年度までの予定で行われており、あわせて小田急電鉄では鉄道を複々線化する事業も実施している。
今回の切り替え工事が完了すると、この区間にある9カ所の「開かずの踏切(ピーク時1時間あたり40分以上閉まっている踏切)」が取り除かれ、また23日の初電からは東北沢駅、下北沢駅、世田谷代田駅が地下駅となる。
事業自体は、地下化される3駅の駅舎工事や道路整備などが今後も進められる予定。