D2Cは1月30日、スマートフォンおよびフィーチャーフォンの利用動向調査を実施、調査結果を発表した。調査は、全国の15歳~69歳の男女、携帯電話・PHS・スマートフォン所有者3,096名を対象に、2012年11月29日から30日の2日間、PCインターネットによるアンケート調査によって行われた。
調査結果によると、調査対象者全体におけるスマートフォンユーザの比率は37.6%となり、2012年8月調査の36.4%から1.2ポイント増加した。所有パターン別に見ると、「スマートフォンのみ利用」が32.4%、「スマートフォンとフィーチャーフォンを併用」が5.1%、「フィーチャーフォンのみ利用」が62.4%となり、「スマートフォンのみ利用」が、8月調査よりも1.4ポイント増加した。
スマートフォンユーザの性年代構成を見ると、女性の比率が43.1%と2012年8月時点から0.6ポイントの微増となり、「男性40~49歳」が1.3ポイント、「女性20~29歳」「女性50~59歳」がそれぞれ1.2ポイント増加した。
スマートフォンユーザに、主要スマートフォンサイトとアプリの利用状況を聞いたところ、「Google」の利用者計が88.1%ともっとも高く、続いて、「Yahoo!JAPAN(77.7%)」、「通信事業者のポータルサイト(56.1%)」、「LINE(52.2%)」、「Facebook(45.6%)」の順となった。
2012年8月調査時より、「Twitter」で4.7ポイント、「mixi」で4.1ポイント下がっているが、「LINE」は4.9ポイント上昇していた。また「LINE」については、「1日に10回以上」利用するという回答でも10.4%と最も高い数値を示し、以下、「Twitter(7.8%)」、「Yahoo!JAPAN(6.0%)」と続いた。
スマートフォンの利用がパソコンと同程度かそれ以上であると回答したユーザの比率は、「インターネット上で、新しい商品やサービスを知る(46.5%)」、「インターネット上で商品やサービスについて検索する(46.5%)」、「インターネット上の記事から、特定の商品やサービスに興味をもつ(42.4%)」の順で高い結果となった。
一方、パソコンでのみ実施/経験するユーザの比率は、「インターネット上で商品やサービスを購入する(27.5%)」と「インターネット上で資料請求や見積もり依頼をする(21.9%)」で突出して高い割合となった。
店舗におけるスマートフォンの利用状況については、「スマートフォン上のクーポンをお店で提示する(51.7%)」、「スマートフォンを使って、お店の中で商品の詳細情報を調べる(46.9%)」、「スマートフォンを使って、お店の中で商品の口コミを確認する(45.3%)」の順で経験ありとなった。