キヤノンソフトウェアは31日、Webアプリケーション自動生成ツール「Web Performer」の最新バージョン(V1.3.0)を発売した。
「Web Performer」は、プログラミングレスでWebアプリケーションを自動生成できる業務用Webアプリケーション開発ツール。リポジトリに定義された基本設計情報をもとに、JavaベースのWebアプリケーションを100%自動生成できるもので、2005年の発売以来、大手・中堅企業のIT部門やSIベンダーなどを中心に250社以上の導入実績を誇るという。
今回発売された最新バージョンでは、PC向けWebアプリケーションの自動生成に加え、新たにiPhoneやiPad、Androidスマートフォン、タブレット端末といったスマートデバイス向けのWebアプリケーションも100%自動生成できるようになった。定義方法はこれまでのPC向けWebアプリケーションと同様となっており、画面定義の際に「モバイル画面」と設定するだけだという。また、オープンソースである「j Query Mobile」のGUI部品を活用することで、スマートデバイスのブラウザに最適化された画面や、フリックやタップといったスマートデバイス特有の操作にも対応するとのこと。
価格はSE(Standard Edition)版が300万円から、EE(Enterprise Edition)版が500万円から(いずれも税別)。SE版の実行環境は、IBM System iおよびWindows環境に限定される。なお同社は、本ツールの発売にあたり、3月6日に製品紹介セミナーを開催するという。会場は、新宿・ハイアット リージェンシー 東京。詳細は同社Webサイトまで。