グレープシティは、ASP.NETアプリケーション開発用の表計算データグリッドコンポーネントおよび入力支援コントロールセットの次期バージョン「SPREAD for ASP.NET 7.0J(スプレッド)」と「InputMan for ASP.NET 7.0J(インプットマン)」を3月6日に発売すると発表した。

「SPREAD for ASP.NET」はWeb業務アプリケーションにおけるデータの一覧画面やさまざまな集計機能の実装に欠かせない表計算データグリッドで、新バージョンではWebアプリケーションにおける最重要課題であるパフォーマンスを徹底的に追求、前バージョンから30%から40%の表示時間短縮を実現した。従来の製品では扱うデータ量が多くなるほど表示に時間がかかっていたが、新バージョンではセルの数が増えてもスムーズに表示できる。

SPREAD表示処理時間(秒)

さらに、パフォーマンス改善と並行してセルに値を入力する際の使いやすさとデータ精度の向上も追求。同時発売となる次期バージョンの入力支援コンポーネント「InputMan for ASP.NET 7.0J」と連携し、セル単位でのデータ検証や文字種のフィルタリングを実現。書式機能も強化し入力時の視認性を高めた。

「InputMan for ASP.NET 7.0J」ではjQueryやASP.NET AJAX Control Toolkitなどオープンソースのライブラリやコントロール集をサポート。jQueryによる各種イベントおよびアニメーション動作の実装やASP.NET AJAX Control Toolkitとの組み合わせにより、直感的でリッチなWeb入力フォームを実現。さらに、日付や時刻、郵便番号の入力に特化した新コントロールを追加したことにより、あらゆる入力要件に少ない工数で応える。

両製品ともWindows 8、Server 2012、Internet Explorer 10およびVisual Studio 2012といった新環境に対応。製品の価格は、SPREAD for ASP.NET 7.0Jが16万8千円、InputMan for ASP.NET 7.0Jが12万6千円。(1開発ライセンスあたり、税込価格)。開発したWebアプリケーションの配布には、サーバのコア数に応じたコアサーバライセンスが別途必要。