東芝は1月29日、タブレットやUltrabookなどのモバイル機器に使用される高解像度の液晶ディスプレイ向けに、バックライトコントロール機能が付いた、MIPI-DSIからLVDSへ変換するインタフェース変換ブリッジ「TC358771XBG/TC358772XBG」2品種を発表した。

同製品は、24ビット/60フレームで最大WUXGA(1920×1200画素)まで対応可能、周辺照度から最適なバックライトレベルに制御することで、セットの消費電力を削減することができる。また、エリア別デジタル処理を行うことで、画面の見やすさを保持する。1.8V駆動のLVDS回路により消費電力も抑制できる。

インタフェースは、最大1Gbps/レーンのリンクスピードを持つMIPI-DSI、最大945Mbps/レーンのリンクスピードを持つLVDSを有する。ビデオ入力フォーマットはRGB565/666/888に対応する。

なお、パッケージはTC358771XBGが5mm角で0.65mmピッチのFBGA49、TC358772XBGが6mm角で0.65mmピッチのFBGA64。3月からサンプル出荷を開始し、8月から量産を順次開始する予定。

MIPI-DSIからLVDSへ変換するインタフェース変換ブリッジ「TC358771XBG/TC358772XBG」