サンリオは、「スペイン日本交流400周年記念事業」の一環として、スペインを代表するグラフィック・プロダクトデザイナーであるハビエル・マリスカルとハローキティのコラボレーションデザインを発表した。
ハビエル・マリスカルは、バルセロナ五輪(1992年)のマスコットキャラクター「コビー」の制作者として知られる、スペインの著名グラフィック・プロダクトデザイナー。このたびのコラボレーションのコンセプトは、同氏が「ハローキティをキャンバスに見立てデザインするアート作品」となっている。
これらのデザインは、「アート」、「マリスカル」、「スペイン」、「女性らしさ」、「ワールド」という言葉から連想して生み出されたもので、ハローキティにふさわしい、幅広い世代が楽しめるデザインを目指したとのこと。計6種類のデザインの中には、一見するとハローキティに口が描かれたようにも見えるものがあるが、同社によれば「これはキティの口を描いたものではなく、マリスカルの感性によるデザインの一部」だという。
なお、今後は文具、雑貨、アパレルなどの幅広い分野の日本企業とライセンス契約を結び、早ければ2013年夏より前に、このコラボレーションデザインを使用した商品の発売を計画している。日本国外での展開については現段階では未定となっている。
(C) Estudio Mariscal, 2013
(C)1976, 2013 SANRIO CO.,LTD. TOKYO,JAPAN (L)