リコーは29日、ディスプレイタイプの「リコー インタラクティブ ホワイトボード D5500」を2月5日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は84万8,000円前後。
同製品は、PCやタブレット端末、スマートフォンなどを接続するだけで使用可能となるインタラクティブホワイトボード。資料などをディスプレイに表示したり、電子ペンでの書き込みや保存・共有が行えるほか、テレビ会議システム画面の同時表示や、オプションを使用することでネットワーク経由での画面共有にも対応する。
開発初期段階からエスノグラフィー手法を取り入れており、誰にとっても直感的で使いやすい操作性と機能を追求。また、精細な画面表示に対しての正確な書き込みを実現するため、表面の保護ガラスとディスプレイとの距離を狭めて視差を大幅に低減したほか、高速で鮮明な線を表示する同社独自の画像処理技術を搭載している。
そのほか、独自開発のコントローラーによって電源を入れるだけですぐに書き込みが行え、スタンバイ時が画面をタッチすると5秒で復帰という使い勝手を実現。PCやタブレット端末などへのアプリケーションソフトのインストールは不要で、Windows環境のほかMacintoshやiOSデバイスにも対応する。
画面サイズは55v型ワイド、最大解像度は1,920×1,080ドット、コントラスト比は2,670 : 1、視野角は左右・上下ともに160度、最大輝度は300cd/m2、寸法は1,360mm(W)×170mm(D)×830mm(H)、本体のみの質量は約47kg。