コクヨファニチャーは、デザインオフィスnendoと共同開発したモジュール型ハイバックソファ「brackets」を発売する。発売時期は3月初旬を予定。価格は、ブース型ミーティング(6人用、液晶モニター用オプション部材除く)レイアウトセットが79万400円。

「brackets」ブース型ミーティング(6人用)レイアウトセットのイメージ ※液晶モニターは含まない

同製品は、ミーティングスペースを構成するオフィス家具。周囲からの音や声を軽減させる効果がある吸音ウレタン内蔵の背パネル付きソファ(高さ1,400mm)を中心に、テーブルなどと組み合わせて使用する。各パーツについて、ソファは9タイプ、テーブルは5タイプを用意。さらにカラーバリエーションとして、ソファ布地を5パターン、テーブル天板色を3色展開する。

また、大型液晶モニター(最大27インチ、VESA規格対応品)の取り付けにも対応。オプションとして、エリアを限定した無線LAN環境を提供する近接無線LANシステムをテーブル天板裏面に取り付けることも可能となっている。

なお、同社はこの製品の発表に際し、企業の研究開発部門従事者を対象に行ったオフィス環境調査(2012年10月実施、コクヨファニチャー調べ)の結果を公開。それによれば、集中した執務のためには「周囲の視線や周囲の音が気にならないことが重要」で、打ち合わせコーナーにおいては「周囲の打ち合わせコーナーからの声が気にならないことが重要」と感じているという。