テックウインドは1月29日、ネットワーク製品ブランド「Estrade」を発表し、あわせて、OpenFlow v1.0 に対応した10G×4 ポート搭載高密度ハイブリッド・データセンタースイッチ 「Estrade AS4600-54T」の発売を開始する。

「Estrade」は、各国のネットワーク機器ベンダーにOEM/ODM実績をもつ台湾メーカーと提携して製品開発・生産を行うことで、高品質かつ高機能な製品を低コストで提供する。

「Estrade」は、次世代型ネットワークインフラの基礎となるネットワーク製品で、既に発売されている「AS5600-52T/L2,AS5600-52T/L3,AS5600-52X/L2,AS5600-52X/L3」に加え、2月1日より、ToR データセンタースイッチ「AS4600-54T」2種が発売開始される。

「AS4600-54T」は、OpenFlow v1.0対応のハイブリッドToR(Top of Rack)スイッチで、10G SFP+×4 ポート、 10/100/1000BASE-T(RJ-45)×48 ポートを搭載。拡張スロット×2 スロット(アップリンクまたはスタック)、拡張モジュール:40G QSFP×1ポートまたは10G SFP+×4 ポートを搭載し、スイッチング容量は336Gbpsとなっている。

「AS4600-54T」

同社によると、OpenFlow v1.0に対応した製品として低廉な価格設定となっているため、OpenFlowの入門機としても活用できるとしている。将来的には、OpenFlow v1.2、v1.3 にも対応する予定。

同時に、同社では、法人顧客向けの評価機貸出サービスを開始するほか、3種のオプション保守メニューとして、製品保証期間を標準の3年間から5年間に延長する延長保証サービス、ハードウェア障害時に代替機を先出し発送するデリバリー保守サービス、およびハードウェア障害時に作業員が現地を訪問して交換作業を実施するオンサイト保守サービスを、2月上旬より提供開始する。

価格はオープンだが、想定売価は「AS4600-54T/L2」が59万8,000円、「AS4600-54T/L3」が69万8,000円となっている。