ヤフーは1月29日、同社の広告ソリューションの構成、およびサービス名称を刷新したことを発表した。これまで「リスティング広告」と呼んでいたインプレッション非保証でクリック課金型の商品群が「プロモーション広告」に、「ディスプレイ広告」と呼んでいたインプレッション保証型の商品群が「プレミアム広告」に、それぞれサービスの総称が変更される。

Yahoo!プロモーション広告 公式トップページのイメージ

プロモーション広告は、インターネットユーザーによる購買活動やサービスの利用などをより促進し、中小企業から大手企業まで幅広いビジネスをサポートする「ユーザーの行動を起こす広告」と位置付けられている。

一方のプレミアム広告は、表現力とクオリティの高いクリエイティブによりインターネットユーザーの印象に強く訴える「ユーザーの記憶に残る広告」と定義される。

今後、プロモーション広告では、Yahoo! JAPANや主要提携サイトの検索結果ページに広告が掲載される「スポンサードサーチ」と、同コンテンツページに広告が掲載される「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」が提供される。

また、プレミアム広告では、ブランドパネルやプライムディスプレイをはじめとするバナー広告がより強化され、表現力と訴求効果の高い広告が提供される。

なお、プロモーション広告で提供されるYDNは、従来の「インタレストマッチ」の機能を大幅に拡張し、ターゲティングとマッチング技術をさらに高めた広告サービスで、テキスト形式に加え、画像や動画形式などの複数のフォーマットに対応する。