KDE Software Compilation

Rekonqの開発者であるAdjam氏が27日(米国時間)、Rekonqの最新版となる「Rekonq 2.1」のリリースを発表した。Rekonqは、QtベースのKDE環境用Webブラウザ。WebKitレンダリングを採用しており、これまでのKDE向けブラウザよりも軽量かつ高速な動作を目指して開発されている。

Rekonq 2.1の主な新機能は次のとおり。

  • KDE環境向けのコンポーネント「KPart」との統合を向上
  • 履歴ページから履歴アイテムを削除
  • アイコン管理(snappier)を改良
  • Google Bookmarkと同期できるよういくつかの作業を追加

その他にもkpartの"half window"問題やスペルチェック、ファビコン表示などといったバグの修正、下部に表示されるコードインスペクタのリストアや終了時にタブを開くオプション、ツールバーの編集など機能の復元が実施されている。

Rekonq 2.1のソースコードはGPLのもとオープンソースで公開されており、sourceforgeにあるプロジェクトサイトよりダウンロードすることができる。