ヤフーとその子会社であるGyaOと、MediaMind Technologiesの3社は1月28日、動画配信サイト「GyaO!」において、MediaMindの第三者配信サーバーを用いたリッチ広告の掲載を開始した。3社は今回の発表に先がけ、2012年10月31日に、ディスプレイ広告およびビデオ広告の推進などを目的とした業務提携を締結している。
今回、MediaMindの第三者配信サーバーを用いてGyaO!で掲載されるリッチ広告は、MediaMindの「Dwell」という指標を用いて効果測定が行われる。
Dwellは、ユーザーの自発的な広告接触率や接触時間などを測定し、エンゲージメントを可視化するための指標。MediaMindがMicrosoft、ComScoreと行った調査では、Dwellの測定数値が高い広告は測定数値が低い広告より、ブランドキーワード検索率が約3倍、Webサイト訪問率が約1.68倍上がったという。また、2012年12月7日~12月9日にGyaO!が行ったライブテストでは、リッチ広告は従来の広告に比べ、Dwell時間が220%向上するという結果が出ている。