Groovy - An agile dynamic language for the Java Platform

Groovy開発チーム及びSpringSourceは25日(米国時間)、Groovyの最新版となる「Groovy 2.1」を公開した。Groovy 2.1ではJDK 7の新機能であるInvoke Dynamicのフルサポートや静的型チェック機能周りなどに新機能が追加されている。

Groovyは、Java仮想マシン上で動作するスクリプト言語。Javaで開発されており、Apache License 2.0のもとオープンソースで公開されている。Groovyの技術を利用して開発されているフレームワークとしてGrails、Gradle、Spock、Griffonなどがある。Groovy 2.1の主なハイライトは次のとおり。

  • JDK 7のInvokeDynamic機能をフルサポート
  • Groovy向けライブラリであるGPars 1.0を標準バンドル
  • 静的型チェッカーに特別な注釈やDSLの型安全性、拡張機能などを追加
  • コンパイルをカスタマイズできるオプションの提供
  • 他の注釈と組み合わることができるメタアノテーションを提供

その他、いくつかの拡張やマイナーな修正が実施されている。詳細についてはリリースノートが参考になる。