Parrot is a virtual machine designed to efficiently compile and execute bytecode for dynamic languages.

The Parrot Foundationは23日(米国時間)、Parrotの最新版となる「Parrot 5.0」(コードネーム:Johnny Five Alive)を公開した。Parrotは動的プログラミング言語の実行を可能とするレジスタベースの仮想マシン。特定の言語のみをサポートするのではなく、多くのプログラミング言語を動作させることを目的に開発されている。

ParrotはArtistic License 2.0のもとオープンソースで開発されている仮想マシン。もともとPerl 6のランタイム実装として開発されていたが、PerlだけでなくPythonをサポートすることでこのネーミングがつけられた。様々なプログラミング言語をサポートしているがその多くは完全にサポートされているわけでなく、現在はRakudo Perl 6、lua、Winxedの3つの言語をメインターゲットとしている。

Parrot 5.0には前リリースの4.11から175以上のコミットが行われ、コアやビルド、テスト周りなどに様々なライブラリの追加や修正が実施されている。Parrot 5.0のソースコードはプロジェクトのFTPサイトより取得できる。