ネットジャパンは、NECのHAクラスタリングソフト「CLUSTERPRO X」に、同社のバックアップソフト「ActiveImage Protector」をバンドルした「ActiveImage Protector plus CLUSTERPRO X」を1月24日から出荷開始すると発表した。

CLUSTERPRO Xは、サーバのハードウェアやOS、DBシステム、その他のミドルウェアによるソフトウェア障害に対応し、障害発生時には正常なサーバにフェイルオーバーしサービスの継続を可能にする。

さらに、ActiveImage Protectorを使うことで、HAクラスタリングシステムでは保護できない、人的ミスによるデータ消失、ウィルス感染によるデータ漏洩、また、共有ディスク型のディスク故障等の障害が発生した場合、バックアップから短時間でシステムおよびデータを復旧することが可能となる。

「ActiveImage Protector plus CLUSTERPRO X」バックアップスケジュール画面

ActiveImage Protector plus CLUSTERPRO Xは、共有ディスクだけでなく、内蔵ディスクを使用したミラーディスクでもクラスタリング可能で、サーバ業務が続行できる状態であるかどうか、業務アプリケーションやサービスの視点を含め、ハードウェア、ソフトウェアやOSの障害を検出する。

また、アプリケーションの異常に対しては、サービス応答レベルで定期的に監視を行い、異常状態やハングアップを検出した際にフェイルオーバーする。現用系だけでなく、待機系の障害も、フェイルオーバーに備えて常に検出できる。

そのほか、物理サーバだけでなく、仮想マシン上のゲストOSをクラスタリングすることが可能。

同製品のライセンス価格例は、1CPU 2ノードパッケージ初年度サポート付で116万円(税別)。