キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノンファインテック製の業務用フルカラーラベルプリンターの新製品として、顔料インクモデルの「LX-P5500」を3月上旬に発売すると発表した。価格は74万8,000円(税別)。



「LX-P5500」

「LX-P5500」は、2012年7月に発売されたインクジェット方式のカラーラベルプリンター「LX-D5500」(染料モデル)の姉妹機となるもの。今回発売される新製品では、耐候性に優れた顔料インクを採用しているため、耐久性が求められる現品票や物流ラベルなどの印刷に最適となっている。なおインクには、同社の従来機種でも採用されている顔料インクをベースに、解像度1,200dpiのプリントヘッドに対応した新インクを採用した。

本製品では4.2インチ幅のライン型プリントヘッドを4本(BK/C/M/Y)搭載し、最速で毎秒150mmの高速フルカラー印刷を実現。また、解像度1,200dpiを実現していることから、省スペース型バーコードシンボルである「GS1データバー」や極小文字の出力にも対応する。このほか、各色独立型の大容量インクタンク(各240ml)を採用し、大量のラベル/タグ出力業務におけるタンク交換頻度も抑えた。