富士ゼロックスは、同社のデジタル複合機とGoogleが提供するパブリック・クラウド・ストレージサービス「Google Drive」を連携させるソフトウェア「Print & Scan for Google Drive」を1月31日にリリースすると発表した。同ソフトは無料だが、利用には同日リリースされるオプション商品「カスタマイズ拡張キット」(税別価格5,000円)などが必要となる。

本ソフトウェアに対応する同社カラー複合機「ApeosPort-IV C5575/C4475/C3375/C2275」

「Print & Scan for Google Drive」は、クラウド上の電子文書を紙文書へ、また紙文書からクラウド上の電子文書へとシームレスに変換できるソフトウェア。プリントモードでは、複合機の操作パネル上からGoogle Driveに格納されたDocuWorks文書、PDF文書、JPEG、Googleドキュメントをダウンロード・印刷できるほか、カラーモード指定や両面印刷、まとめて1枚印刷などにも対応するという。

またスキャンモードでは、複合機で読み込んだスキャン文書をパソコンに保存することなく、直接Google Driveにアップロード可能とのこと。このほか、複合機の親展ボックスに入ったファクス受信文書やスキャン文書を、Google Drive上のあらかじめ設定したフォルダーに自動的にアップロードする機能も備えており、受信したファクスを同サービス経由でスマートフォンなどから確認することも可能になるという。



対応複合機は、同社カラー複合機「ApeosPort-IV C5575/C4475/C3375/C2275」「DocuCentre-IV C5575/C4475/C3375/C2275」「DocuCentre-IV C2263」、同社モノクロ複合機「ApeosPort-IV 7080/6080/5080」「DocuCentre-IV 7080/6080/5080(DCモデル除く)」など。詳細は同社Webサイトまで。


対応複合機と必須オプション