This project aims to provide a full-featured exFAT file system implementation for GNU/Linux and other Unix-like systems |
exFATプロジェクトからオープンソースのexFATドライバ「fuse-exfat 1.0」がリリースされた。同プロジェクトは、GNU/LinuxやUNIXライクなシステム向けにオープンソースのexFATドライバの提供を目的としており、GPLv3のもとソースコードを公開している。
exFAT(Extended FAT)は、MicrosoftがWindows向けに開発した商用ファイルシステム。FAT(File Allocation Table)を拡張した規格でWindows Vista以降で導入されており、主にSDカードなどのフラッシュメモリに利用されている。
fuse-exfatは、LinuxやUNIX系OSで使用されているユーザランドファイルシステム「FUSE(Filesystem in Userspace))」の技術を利用してexFATの読み込みや書き込みを実現している。
fuse-exfat 1.0は同プロジェクトが3年の歳月をかけて開発されたドライバで初の安定版リリースとなる。1.0ではエラー処理の改善やクラッシュ問題の修正が行われており、Linuxに対して書き込み速度の向上やMac OS Xに対してMountain Lionサポートの修正などが実施されている。