東芝は、モバイル機器用TFT-LCD向けインタフェースブリッジ「TC358774XBG/TC358775XBG」を発表した。
同製品は、タブレットやUltrabookなどのモバイル機器に使用される高解像度TFT-LCD向けインタフェースブリッジで、24ビット、60フレーム/秒で最大WUXGA(1920×1200画素)の解像度まで対応し、MIPI-DSIからLVDSに変換できる。
また、1.8V駆動のLVDS回路により従来品から消費電力を70%削減できるほか、最大1Gbps/レーンのリンクスピードを持つMIPI-DSIインタフェースと最大945Mbps/レーンのリンクスピードを持つLVDSインタフェースを有する。さらに、ビデオ入力フォーマットRGB565/666/888に対応している。
なお、パッケージは「TC358774XBG」が5mm角、0.65mmピッチのFPGA49。「TC358775XBG」が、6mm角、0.65mmピッチのFPGA64。いずれもすでにサンプル出荷を開始しており、量産は3月より順次開始する計画となっている。