クラウドベースのカスタマーサポートソフトウェア「Zendesk」を提供するZendeskは、パーソナルクラウドサービスを提供するEvernoteと、2012年末にカスタマーサービス契約を締結したことを発表した。ZendeskにとってEvernoteは2万5000件目の顧客になる。
Zendeskは世界中の企業と契約を結んでおり、2012年には日本企業との契約数が100社を超えた。このほか同社は2012年の主なトピックとして、6000万ドルの資金を調達したこと、新機能を追加した新バージョンのサービス「Zendesk Apps」を発売したこと、サービスの対応言語を拡充し、日本語を含む12ヶ国語で利用可能になったことなどを挙げている。
同社によると、現時点で140ヵ国、1億人以上のユーザーが同社のカスターマーサービスを利用しているという。また、日本は「最高の顧客サービスが評価される国」としており、SNSやスマートフォン市場も急成長していることから、日本市場における「Zendesk」のさらなる事業拡大を見込んでいるという。