住友電工情報システムは、文書管理・情報共有システムの最新版「楽々Document Plus(らくらくドキュメントプラス)Ver.3.0」を開発し、1月21日より販売を開始すると発表した。

文書管理・情報共有システム「楽々Document Plus」概要イメージ

このシステムは、企業内に分散して存在する文書やデータを登録・保存・管理し、必要な時に必要な情報をすぐに取り出すことのできる文書管理・情報共有システムで、今回、販売を開始する「楽々Document Plus Ver.3.0」では、ファイルサーバ共有機能が利用できるようになった。

これにより、社内に分散するファイルサーバの一部を公開フォルダとして設定することで、各ファイルサーバと「楽々Document Plus」で管理される文書を統合的に閲覧・検索できるようになる。既存のファイルサーバの運用ルールを変更することなく、部門間の情報共有・活用が可能になるため、文書管理システムの導入時の課題である「初期データ投入」の手間を減らし、手軽にシステムを導入・運用開始できる。

また、版管理や承認ワークフローなどの機能を利用して厳格に管理したいファイルは、閲覧・検索画面から簡単に楽々Document Plusに登録でき、文書登録の煩わしさが軽減。

「楽々Document Plus」社内規定の管理 導入イメージ

ファイルサーバ共有と文書管理という異なる性質の機能を組み合わせたことにより、単に文書を登録して管理するだけではなく、ファイルサーバに埋もれている必要かつ重要な情報を検索しつつ、必要な情報を見つけ出して登録するといった、統合的かつシームレスに文書管理と情報共有を実現する新たな手法を提供する。

さらに最新版では、システムが出力するメッセージやタイトル、ボタンの表示を日本語または英語に切り替え可能。ユーザ情報やフォルダ情報など顧客が登録される情報も、日本語または英語それぞれの表示名を登録できる。近日中に、中国語にも対応予定。パッケージライセンス価格は250万円(税別)~。