アドビ システムズは、デジタルマーケティングソリューション製品群「Adobe Marketing Cloud」の新ソリューション「Adobe Social」について、日本での提供を開始した。
「Adobe Social」は、「Marketing Cloud」を構成するソリューションのひとつ。企業がFacebook、Twitter、Pinterest、Google+、ブログといったソーシャルメディアを運用するにあたって発生するさまざまな操作を、コンテンツの投稿からデータ分析まで、単一のプラットフォーム上で一元管理可能にするソーシャルマーケティングソリューションだ。
このソリューションは、日本以外の一部地域で2012年9月よりサービスの提供が行われているもので、このたび日本でも提供が開始される。同社のマーケティングクラウド製品日本市場担当 統括責任者であるブレント ワトソン氏は、今回提供を開始する「Adobe Social」を含む「Adobe Marketing Cloud」について、広告・マーケティング活動における計測と管理、実行、そして最適化といった一連の活動を行う際の業界スタンダードを目指していくとコメントした。
また、同ソリューションの特長のひとつに、ブランド価値の保護やソーシャル上の"炎上"を防ぐ「ガバナンス」に関する機能がある。ツール内の承認プロセスを用い、責任者がチェックを行うことができ、各種アカウント権限の管理を単一プラットフォームで行い、どのユーザーがどの範囲まで実行可能かを細かく管理することも可能となっている。