パナソニックESネットワークスは1月18日、PoE Plus給電スイッチングハブ「Switch-M16eGPWR+」を、3月26日に発売すると発表した。価格は22万5,750円。

「Switch-M16eGPWR+」

同製品は、全ポートギガビット対応で1ポートあたり30Wまでの給電が可能(全体では最大250Wまで同時に供給可能)な18ポートタイプのPoE Plus給電スイッチングハブ(給電可能なポートは16ポート)で、未使用ポートの電力を抑制する機能や、LANケーブルのポート接続時でもデータ通信が行われていないときには電力を抑制する「省電力型イーサネット(EEE)」機能などの、省エネ機能が搭載されている。

標準で、10/100/1000BASE-Tインタフェースをポート搭載しているほか、光ファイバーも接続可能なSFPスロットを2ポート搭載(10/100/1000BASE-Tポートと選択利用)。全ポートが高速なギガビット(1000Mbps)に対応し、光モジュールの追加で長距離伝送が可能となっている。

ポートごとのPoE給電容量が従来の約2倍の30Wとなり、同社によると、高速化により消費電力が増加する無線LAN用アクセスポイントや高機能なネットワークカメラなど、さまざまな機器を接続するネットワークシステムの構築に適しているという。

主な仕様として、外形寸法はW330×H44×D330mm、消費電力は定常時最大351Wとなっている。