日本HPは1月17日、「HP ビッグデータテクノロジーコンサルティングサービス」のポートフォリオを刷新し、その第一弾として「ビッグデータ戦略ワークショップ」の提供を開始すると発表した。今後、順次サービスメニューを拡充し、構想から企画/計画、実行/運用まで全フェーズで顧客のビッグデータ活用を支援する。
同社では、データの多様化や処理のリアルタイム化、対象データの拡大等により、ビッグデータのビジネス適用範囲がさらに広がっていることを背景に、「HP ビッグデータテクノロジーコンサルティングサービス」のポートフォリオを刷新。新ポートフォリオでは、これまで同サービスの提供を通じ、蓄積してきた知見やノウハウを生かしつつ、最新のソリューションを加え、サービスメニューの拡充を図る。
「ビッグデータ戦略ワークショップ」は、ビッグデータ活用における構想フェーズを支援するサービスで、ビッグデータを活用することで、何ができるのか、どんな分野に利用できるのか、何をすればよいのかなど多岐にわたる課題を、日本HPのファシリテーターと共に、顧客の関係者が包括的に検討する。
具体的には、半日かけてワークショップを行い。日本HPのファシリテーター、顧客の経営企画部門の担当者、ビッグデータの適用を企画する担当者、ビッグデータのIT担当者が集まり、6つのビッグデータ検討ゾーン(ビッグデータ活用の背景、イネーブラー、多様化するデータ、適用エリア/プロセス、適用サービス、課題と施策)について議論を行い、ビッグデータ活用の構想を策定し、そのロードマップを共有する。
「ビッグデータ戦略ワークショップ」サービスの価格は、105万円。
今後は、「HP ビッグデータテクノロジーコンサルティングサービス」の新たなサービスメニューとして、「ビッグデータ検証サービス」、「ビッグデータプロトタイプデモサービス」、「ビッグデータアーキテクチャーサービス」、「ビッグデータプラットフォーム構築サービス」、「ビッグデータマネージメントサービス」、「ビッグデータ分析コンサルティングサービス」を順次提供開始していく。