カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が全国展開するTSUTAYA BOOKS(全国696店舗)の2012年の年間売上が過去最高となる1097億円となった。「Tポイント」のデータベースマーケティングを活用した品揃え強化や、大型書店の出店などが販売額を押し上げ、前年比107%となる1097億円を達成した。
TSUTAYAは、1983年に1号店「蔦屋書店枚方駅前店(現TSUTAYA枚方駅前本店)」を出店し、2013年に30週年を迎える。
これまで国内リアル書店での売上額トップは紀伊國屋書店。同社の売上額は2012年8月期で1081億円となっており、売上期がずれるが、今回CCCが国内リアル書店の売上トップとなった。
一方のネット書店のアマゾンは、国内の販売額を公開していない。しかしながら、リアル書店トップクラスと同等かそれ以上の売上規模と見られている。