日本気象協会は1月16日、全国・都道府県別の2013年春の花粉飛散予測の第3報を発表した。第3報では、最新の長期予報や花芽調査などのデータをもとに、昨年12月5日の前回予測が修正されている。
発表によると、2013年のスギ花粉の飛散開始時期は、例年並みか例年より遅く、2月中旬に九州・四国・東海・関東から花粉シーズンが始まると予想している。
スギおよびヒノキ花粉(北海道はシラカバ)の総飛散量は、九州・四国地方は例年よりやや少なく、中国地方から北海道にかけては例年並みか例年より多く、関東地方は例年のおよそ1.5倍になる見込み。
また、昨シーズンの飛散量が全国的に例年並みか少なかったことから、今春の飛散量は昨シーズンに比べると九州地方で少ない他は全般に多く、関東・東北地方と北海道は昨年の3~7倍になると予測されている。