富士ゼロックスは、タブレット端末向けの新しいアプリケーションソフトウェアや外出先での文書印刷を実現するサービスを1月25日から順次提供すると発表した。

販売を開始するのは、「モバイル統合アプリケーション for iOS」、「DocuWorksドキュメントトレイ オプション」の最新バージョン、「パブリックプリントサービス」ならびに専用のデジタルカラー複合機シリーズ。

「モバイル統合アプリケーション for iOS」は、複合機でスキャンした文書やiPadで撮影した画像をアプリケーションに直接取り込み、取り込んだコンテンツを表示・編集し、複合機からのプリントや、メールでの送信などの操作がワンストップで行えるアプリケーション。

文書などの取り込み、編集、サーバへの格納、出力、メール送信など、モバイル環境で要求されるドキュメントハンドリングの機能を統合することで、これまで煩雑だったさまざまな機能を容易に操作可能とした。

タブレット端末向けの新しいアプリケーションソフトウェア連携イメージ

「DocuWorksドキュメントトレイ オプション」は、文書トレイで電子文書の受け渡しが直感的かつスムーズに行えるDocuWorksのオプションソフトで、今回の「Working Folder」機能拡大では、安全なアクセス環境を構築する視点から、モバイル機器からのアクセス制限の設定を可能とした(Android端末のみ)。これにより、従来のIPアドレス制限によるアクセス制限と併せ、顧客のセキュリティーニーズに応じたアクセスコントロールが可能となる。

「パブリックプリントサービス」は、オフィスや外出先のPCまたはモバイル端末で出力したい文書をクラウドのサーバにアップロードすることで、自治体、大学、店舗、ホテル、カフェなど公共の場に設置された専用のデジタルカラー複合機から印刷を可能にする。

価格は、「モバイル統合アプリケーション for iOS」が5万円(税別、5ライセンス)~、DocuWorksドキュメントトレイ オプションが3,800円(税別、1ライセンス)~、パブリックプリントサービスが171万円(税別)~。