STMicroelectronicsとホーム・エンターテインメント向けWi-Fiネットワークを提供するQuantenna Communicationsは、Wi-Fiセット・トップ・ボックス(STB)用リファレンス設計プラットフォームを開発したことを発表した。
同リファレンスは、STのSoC「STiH207」とQuantennaの最上位製品「QHS710 4×4 MIMO」チップセットをベースにして作られており、IPTVやVOD(Video on Demand)サービスのワイヤレス化を可能とするもので、Quantennaでは、これを用いることで、通信事業者が目標とするユーザ体験の要件をサポートできるようにしつつ、信頼性と柔軟性を確保しながら普及コストを節約することが可能になると説明している。