朝日新聞社は1月10日、同社の電子版新聞「朝日新聞デジタル」をリニューアルした。今回のリニューアルでは、PC版のトップページが一新され、新聞紙のレイアウトを再現する機能が追加された。

今回実施されたのは、PC版トップページのデザイン変更と、紙面ビューアー / 天声人語ビューアーの追加。トップページは従来よりも記事を探しやすいレイアウトになり、「文字拡大」「スクラップブック」「MYキーワード」などの利用頻度の高い機能は、最上段右側の「便利な機能」にまとめられ、アクセスしやすくなった。

紙面ビューアーは、朝刊を「新聞紙のレイアウト」で閲覧・印刷できる有料会員向けサービス。当面は東京本社発行分の朝刊最終版のみの提供となり、2月中旬にはスマートフォンやタブレット向けの「アプリ版」と、名古屋、大阪、西部の「各本社発行分の朝刊紙面」イメージの提供が開始される予定。朝日新聞デジタル総合ガイドで紙面ビューアーの体験版を利用できる。

天声人語ビューアーは、同社の人気コラム過去1年分を、新聞紙と同じ縦書きで閲覧できるサービスとなっている。