総務省は1月9日、電気通信サービスの2012年度分の利用状況を発表した。今回の発表では、電気通信事業者62社からの報告をもとに、加入電話 / ISDN / IP電話 / 携帯電話の利用状況が集計されている。
発表によると、固定系サービス(加入電話・ISDN)の契約者数は3595万で、前年度から9.1%減少した。加入電話の契約者数は3132万で前年度比9.3%減、ISDNは463万で前年度比7.8%減となっている。
一方、移動系(携帯電話・PHS)の契約者数は1億3276万で、前年度から7.7%増加した。携帯電話は1億2820万契約で前年度比7.3%増、PHSは456万契約で前年度比21.4%増となっている。
このほか、IP電話の利用番号数は2848万件で、前年度から10.4%増加している。
また、2012年度の総通信回数は1083.9億回で、前年度比2.0%減。総通信時間は39億8400万時間で前年度比3.4%減となっている。