中小企業が抱えるプリンターの悩みとは?
オフィスのプリントコストを抑えたい企業は多い。そのため、プリント枚数を減らしたり、カラーではなくモノクロにしている企業も少なくない。
しかし、こうした施策に対して、不便さを強く感じる従業員も多数存在する。
特に不満が出がちなのが、大量印刷が必要になった場合だ。いくら普段のプリント枚数を抑制していても、大量印刷が必要になることはある。特に中小企業の場合、外注費用を抑えるため内製するケースが多いが、かと言って社内に本格的な印刷機を持っているわけでもないため、オフィス向けのプリンターを利用して時間・手間・コストをかけながら対処しているケースが多いようだ。
カラーの資料が500部欲しい! そんな時どうする?
例えば、展示会に新製品の資料を用意するシーンを考えてみよう。両面カラーの4枚つづりを500部だ。新製品だけにぎりぎりまで内容に修正が入りそうだから、プリントショップなどに外注することができず、社内のレーザープリンターで作業することになる。総計両面2000枚のプリントだ。
普段利用しているカラーレーザープリンターであれば、4時間弱でプリントできるはずだった。しかし、実際には長時間連続してプリントすることは難しい。途中で用紙を追加する必要があるうえ、そもそもプリンターを占有し続けると同僚の仕事にも影響してしまうからだ。
作業は、プリントだけでは終わらない。4枚ずつに分けてステープルで止める必要もある。電話対応などでたびたび中断しながらの作業になるのが一般的で、丸1日かかることも珍しくないだろう。この間、担当者の本来の業務は止まってしまう。仕事を片付けるためには残業するしかないが、上司にはあまり残業をするなと渋い顔をされることも予想される。そのうえ、丸1日ミーティングスペースを潰してしまうと、後日、営業部門などから苦情を受けるケースもあるだろう。
こんな状況が、多くの企業で見られるのではないだろうか。資料作成を担当したスタッフは疲労困憊、会社としても単純なプリントコスト以上に人的資源をムダにし、残業代など大きなコストが発生している状態だ。
今中小企業に必要なプリンターとは?
このような状況において、どのようなプリンターが求められているのだろうか。
コストを抑えるためには、まず1枚あたりのプリントコストが安価でなければならない。そして、プリントをスムーズに行えるスピードも必要だ。さらに言えば、部数ごとに仕分けをしたり、ステープル止めをしたりといった後処理も自動でしてくれる生産性があると有難いのではないだろうか。
コストを抑えつつスピーディーにプリントする「"生産性を高める"プリンター」
まず、プリントスピードは生産性を大きく左右する。新人であろうと長時間の拘束は負担である。現場で活躍している社員自身がプリントやステープル止めといった雑務も担当しているケースが多いが、彼らが本来の業務に従事できない時間のロスを考えると、2000枚のプリントにどれだけの負担がかかっていることになるのかは、もはや単純に計算するのが難しい。
トータルコストを抑えるためには、1枚あたりのプリントコストが低く、時間を無駄にしない高速プリントができ、仕分けやステープル止めといった後処理も自動で行うことで人の手をわずらわせない、「"生産性を高める"プリンター」が必要になる。
そんな要求にしっかり応えてくれるプリンターが、今月登場する。
理想科学工業の「ORPHIS EXシリーズ」だ。
中小企業の要求に丸ごと応える「ORPHIS EXシリーズ」
「ORPHIS EXシリーズ」がどんなプリンターなのか、簡単に紹介しよう。
ORPHIS EXシリーズの最大の特長は圧倒的な印刷スピードだ。A4カラープリントの速度は、最高で1分あたり150枚※1。両面2000枚分でも14分弱で終わる計算になる。先述のとおり、一般的なプリンターが1分あたり20枚程度であることを考えると、ORPHIS EX シリーズは超高速であることがわかる。
しかも1枚目のプリントは5秒以下※2でスタートするから出力待ちのストレスがない。さらには、オプションのスキャナーは1分あたり片面50枚※3を読み込んでくれるというのだから、大量コピーも苦にならない。
ORPHIS EXシリーズのスピード
プリント速度 | スキャン速度 |
---|---|
片面150枚/分※1 | 片面50枚/分※3 |
加えて、印刷コストに関しても大きなアドバンテージがある。1枚あたりの印刷コストはカラーで1.56円※4、モノクロで0.53円※4。同条件下であれば、両面2000枚のカラープリントがわずか6240円で印刷できてしまうことになる。
1枚あたりの印刷コスト比較
一般的なカラーレーザープリンタ | 一般的なビジネスインクジェットカラープリンター | ORPHIS EX シリーズ(カラー※4) |
---|---|---|
15~20円程度 | 8円程度 | 1.56円 |
オプションを取り付けることで、仕分けやステープル止め、中綴じ冊子制作に加え、くるみ製本や、DMを3つ折りして封入することも自動化できる。これまで手作業で行っていたものが、すべてプリンターに任せられるのだ。しかも、軽くて薄い軽量紙から、封筒、冊子の表紙にするような厚紙まで利用できるという。これ1台あれば、中小企業が日常業務の中で欲しい印刷物はだいたいまかなえるはずだ。
オフィスの印刷需要に真正面から取り組んだ「ORPHIS EXシリーズ」は、かなり期待できるのではないだろうか。この「ORPHIS EXシリーズ」の発表会が、1月17日に渋谷で開催される。これを皮切りに全国各地で展示会が開催され、「ORPHIS EXシリーズ」の実力が見られるようだ。ぜひとも会場に足を運び、その性能を体感してみて欲しい。
※1 : オルフィスEX9050/EX9000の場合。A4普通紙片面横送り、標準設定連続プリント、EXフェイスダウン排紙トレイ使用時(2012年11月現在)。販売の枚葉(カット紙)オフィス用カラープリンターにおいて世界最速(理想科学工業調べ)。オルフィスEX7250/EX7250A/EX7200のプリント速度は120枚/分。
※2 : プリント開始指示受信完了から、排出完了までの時間。A4普通紙片面横送り、給紙台、EXフェイスダウン排紙トレイ使用時。
※3 : A4横送り時。
※4 : オルフィスEX9050/EX9000/EX7250/EX7200の場合。A4普通紙片面、RISO EXインクF使用時。カラーは測定画像にISO/IEC24712に定めるパターンを使用し、ISO/IEC24711に基づく測定方法によって算出。モノクロは測定画像にISO/IEC19752に定めるパターンを使用し、ISO/IEC24711に基づく測定方法によって算出。用紙代別。