Texas Instruments(TI)は、同社が提供するDLP Picoチップの次世代アーキテクチャ「Tilt & Roll Pixel(TRP)」を発表した。
同アーキテクチャを用いることでより細かな画素表示が可能となり、これにより高効率化が進み、従来比約30%の輝度向上、同最大50%の省電力化、同サイズチップ比で2倍の解像度を実現することが可能になると同社では説明しており、これにより、スマートフォンやタブレット、カメラ/ビデオカメラ、ノートパソコン、メガネ、スタンドアロンデバイスなどの性能を向上させることができるとしている。
なお同社はすでに各機器メーカーとともに新しいTRPアーキテクチャを有するDLPチップの搭載を進めているという。