Corningは1月7日(米国時間)、「Native Damage Resistance(NDR)」性能を備えた電子デバイス向け次世代カバーガラス「Corning Gorilla Glass 3」を発表した。

同製品は、電子デバイス向けカバーガラス「Gorilla Glass」の次世代品となるもので、原子レベルからの見直しを図り、まったく新しい組成を採用することで、耐傷性の向上が図られた。

その結果、独自のNDR性能により、化学強化プロセスを施す前の状態でも、深い傷やヒビへの耐久性が向上しており、化学強化プロセス後は、さらに耐擦傷性が向上するほか、傷がついても目立ちにくく、傷がついてからのガラス強度も向上したという。

なお、同製品はすでに世界各地の顧客との間で製品承認および設計実装が進められているとのことで、2013年半ばには、同製品を搭載した新型デバイスが登場する予定だという。

Gorilla Glass 3と前世代のGorilla Glass 2および競合ガラスとのひっかき傷の比較

Gorilla Glass 3のイメージ画像