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Netcraftは7日(米国時間)、2013年1月におけるWebサーバシェアに関する調査結果を公表した。2013年最初の調査では約6億2994万のサイトからレスポンスを得ており、先月と比較して約1140万サイトほど減少するという昨年9月以来のマイナスとなった。
今月の調査においてもApacheが利用されているサイト数の減少が見られた。Apacheは2012年5月より減少傾向が続いており、市場シェアの下落に歯止めがかかっていない。それでも市場全体では55.7%とまだ過半数を占めている。
また昨年よりサイト数の増加が続いていたMS IISだったが、こちらも今月は減少に転じている。今月成長したのはNginxとGoogleの2つでそれぞれ約200万サイト/約80万サイトの増加が見られ、市場シェアも伸ばしている。
Netcraftの調査によるとバージョンが確認できるサイトでは、Apacheを利用しているユーザのバージョンが最新ではないケースがほとんどだとしている。例えば、Nginxのユーザの多くは最新の安定ブランチ(1.2.x)を利用しているが、Apacheでは大半のユーザが昨年に公開された最新安定版の2.4系ではなく2.2系を利用しているという。