シュナイダーエレクトリックは、1月1日付けで、アルノ・モンディ氏に代わり、セルジュ・ゴールデンベルグ(Serge Goldenberg)氏が代表取締役社長に就任したと発表した。なお前社長アルノ・モンディ氏は今までの職責を継続し、代表取締役副社長として引き続きIT事業を統括する。

セルジュ・ゴールデンベルグ(Serge Goldenberg)氏

セルジュ・ゴールデンベルグ氏は1990年にSchneider Electricに入社以後、Merlin Gerin Japan、Schneider Electric China、Toshiba Industrial Product Sales、Toshiba Schneiderなど、14年間アジアを拠点としてマネジメントを担当。Schneider Electricでは、財務管理、マーケティング、R&D、品質、情報システム、販売費および一般管理などの分野で責任を担っていた。

そして、2005年より、Schneider Electricフランス本社にて、品質担当シニアバイスプレジデントとして顧客満足度向上への取り組みの監督に努めた後、2009年には日本へと拠点を戻し、Schneider Electricの世界的なインタフェースのマーケティング、開発、販売活動を担当した。

また同氏は、Schneider Electricのグループ会社であるデジタルの最高経営責任者としての役割に加え、Schneider Electricの日本統括代表としての任務も兼ねている。