2013年の年頭にあたり、シスコシステムズ 代表執行役員社長 平井康文氏は、以下の年頭所感を発表した。

謹んで新年のご挨拶を申しあげます。

旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申しあげます。

シスコシステムズは、昨年5月に日本における創業20周年を迎えました。これまで私どもを支えてくださったお客様とパートナー企業の皆さまに、あらためて深く感謝を申しあげます。

この20年はまさに日本におけるインターネット発展の歴史そのものでした。ネットワークは、私たちの仕事・生活・遊び・教育を支える社会インフラにまで進化してまいりました。

しかしながら、現在、世の中に存在するあらゆるモノのうち、インターネットに接続されているのは僅かに1%に過ぎません。たとえば、医療機器、ビル、さらには高速道路など、これまで結びつきのなかった、人、プロセス、データ、モノが相互につながれば、誰もが体験したことのない新しい価値が創造されます。このインターネットですべてをつなぐ世界を、シスコでは「Internet of Everything」と呼んでおり、その実現を通じて、お客様のビジネス変革や様々な社会的課題の解決に貢献していきたいと願っております。

弊社は、2011年11月に、公益財団法人日本生産性本部が設立した日本経営品質賞委員会より「日本経営品質賞/大規模部門」を受賞するという栄誉に恵まれました。弊社ではこの責任を重く受けとめ、2013年、パートナー企業と協業し、日本のお客様、社会の発展に貢献すべく、「Excite Nippon!」をビジョンに、社会に徳を還元する、社徳を実践する企業を目指してまいります。