2013年の年頭にあたり、サイボウズ 代表取締役社長 青野慶久氏は、以下の年頭所感を発表した。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
昨年は、企業においてもスマートフォン、タブレット端末の普及が進むとともに、情報システムのクラウド化が大きく加速した一年でした。
この時代の流れに合わせ、2011年11月に開始した当社独自のクラウドサービス「cybozu.com」は、順調に事業が立ち上がり、現時点での契約社数が2,800社を超えています。クラウドサービスのラインナップはさらに強化しており、メール共有システム「サイボウズ メールワイズ」を1ユーザー月額500円からの低価格で提供開始しました。また、クラウド型グループウェア「サイボウズLive」は、無料で200名まで利用可能とし、サークルやボランティア団体など40万人を超える方々にご利用いただくサービスに成長しました。
企業システムのクラウド化が進む中、サイボウズは、ワークスタイルの変化に注目し、働く時間や場所に制限を設けない「ウルトラワーク」制度を現在試行しています。社長の私自身は、2度目の育児休暇を取得し、3月から半年間、水曜日を育児デーとし、平日4日間で集中的に仕事をする試みを行いました。今後もサイボウズ自身がワークスタイルの変革にチャレンジし、お客様への提案に活かしてまいります。
2013年は、クラウド事業をさらに伸ばす年です。
今年はパートナー様を巻き込んだ新たなビジネスモデルを創出し、企業の変革を支援してまいる所存です。
本年も、さらなるご支援、ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。