米国での調査によると、消費者の満足度が最も高いECサイトはAmazon.comとなった。昨年に続いての首位で、「他を寄せ付けない強さ」という。一方で、Appleは昨年からスコアを3ポイント落とし、トップ5から外れた。
年末のショッピングをオンラインで済ませる消費者が増える中、ECサイトの満足度が重要になっている。
この調査は、顧客満足度分析の米ForeSeeが12月27日に発表した「Holiday E-Retail Satisfaction Index」によるもの。
米国の消費者2万4000人以上を対象に、感謝祭からクリスマスまでの年末のホリデーシーズン期間中のオンラインショッピングサイトの満足度を調べるもので、今年で8回目となる。今回は、調査対象のECサイトを40から100に拡大して調査が行われている。
トップに輝いたのはAmazonで、昨年獲得した最高得点88をキープして堂々の1位となった。豊富な品揃え、サイトの使いやすさ、顧客フォーカスなどが理由となるっている。「他の小売店が追いつけないペースをコンスタントに設定している」「Amazonの顧客フォーカスは明らかに売り上げに反映されており、他社も見習うべきだ」と、同社の社長兼CEOのLarry Freed氏はコメントしている。
ハイテク分野では、Appleが昨年の83点から80点にスコアを落とした。Appleの80点はこの4年で最低のスコアという。Dellもスコアを落として77点となり、平均値を下回った。