年明け1月3日夜から4日朝にかけて三大流星群のひとつ「しぶんぎ座流星群」がピーク(3日22時ころ)を迎える。月明かりのため、絶好の観測条件とはいかないが、新年早々の天体イベントとなる。

ウェザーニューズは12月27日、しぶんぎ座流星群がピークとなる時間帯の天気傾向を発表した。発表によると、3日夜から4日朝にかけては、冬型の気圧配置となり、西日本の太平洋側を中心に流星が観られそうだという。

一方で、東北の太平洋側や関東付近は雲が広がる可能性があり、流星観測は雲の隙間から。また、夜は各地とも厳しい冷え込みになるため、同社では「屋外で観測する際には防寒対策をしっかり」と呼びかけている。最新の情報は、同社Webサイトで確認できる。

12月27日時点での予報をもとにした流星観測の見解(ウェザーニューズ)

同社では、24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」で全国7カ所から、しぶんぎ座流星群の同時中継を行うほか、12月13日「ふたご座流星群」際に開始した「流星キャッチャー」を今回も提供する。流星キャッチャーは、あらかじめ登録したユーザーに、流星シーンをスマートフォンや携帯電話に動画で届けるサービス。ふたご座流星群では、2時間で30個の流星シーンが送られたという。