ヤフーは12月25日、スマートデバイスのみで業務を行う社内イベント「スマホフライデー」の参加者を対象に行ったアンケート調査の結果を公開した。
スマホフライデーは、自社サービスの改善のヒントや業務使用上の課題を見つけることを目的として、スマートデバイスのみで半日間業務を行う社内イベント。同社の社員3873人を対象に11月9日に試験的に実施された。
アンケート調査は11月12日~16日に行われ、回答者数は2539人。調査結果をみると、イベント参加者の60%が、スマホフライデーによってスマートデバイスを活用する意識が高まったと回答している。
また、スマホフライデーで利用したデバイスはiPadが98.7%で圧倒的に高い。iPhoneの利用率は約59.6%となっている。
スマホフライデーでPCが使えず不便を感じた業務を尋ねた質問では、「企画(資料作成)業務」や「社内調整業務(スケジュール調整を含む)」など、マイクロソフトのOffice系ソフトを必要とする業務を挙げる人が多い。
なお、回答者の60%以上がスマホフライデーの実施について「今後もやりたい」と回答している。